かわら版
にじいろ国際協同組合
外国人技能実習生・特定技能外国人支援ニュースレター
2026年 6月号 vol.65 〒312-0063 茨城県ひたちなか市田彦999-43大高ビル1F
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梅雨入りの時期となりました。気温・湿度が高くなり、体調不良や熱中症、現場での転倒・転落事故が起こりやすい季節です。今月は外国人労働者の安全対策を中心に、職場で確認したいポイントをお届けします。
🚧 外国人労働者の労災防止 慣れてきた今こそ再確認
⚠️ 外国人労働者の労働災害は増加傾向です。
仕事に慣れてきた時期ほど、確認不足や「大丈夫だろう」という油断から事故につながることがあります。
特に建設・製造・農業・食品関係では、作業手順の再確認が大切です。

外国人労働者は、日本語の聞き取り・作業指示の理解・危険表示の読み取りに差が出ることがあります。「説明した」ではなく「理解できたか」を確認することが重要です。

注意 よくある事故・ヒヤリハット
  • 高所作業中の転落・足場からの墜落
  • フォークリフト・重機との接触
  • 機械の巻き込まれ・切創事故
  • 雨天時の滑り・転倒
  • 暑さによる体調不良・熱中症
対策 安全教育は「やさしい日本語+実物確認」で
口頭説明だけでなく、写真・動画・実物・ジェスチャーを使い、本人に復唱してもらうと理解度を確認しやすくなります。
→ 「わかりました」は、本当に理解できたとは限りません。

※安全衛生教育は、理解できる方法での実施が大切です。

🌡️ 6月から本格化!熱中症対策の確認
2025年6月1日より、職場の熱中症対策が強化されています。
WBGT28度以上または気温31度以上の作業場で、一定時間を超える作業が見込まれる場合、報告体制・対応手順の整備と周知が必要です。

📌 事業者が確認したい3つのポイント

  • 1
    体調不良をすぐ報告できる体制
    「誰に・どう連絡するか」を事前に決め、現場全員に周知しましょう。
  • 2
    作業中止・冷却・搬送の手順
    休ませる場所、冷却方法、緊急連絡先、搬送先を確認しておきましょう。
  • 3
    水分・塩分補給の声かけ
    「のどが渇く前」に補給することが大切です。外国人労働者には母国語資料の活用も効果的です。
現場確認 こんな症状はすぐ休ませてください
  • めまい・立ちくらみ
  • 頭痛・吐き気・気分不良
  • 汗が止まらない、または汗が出ない
  • 返事がおかしい、ぼーっとしている

※重症化を防ぐには、早期発見・早期対応が重要です。

【6月の重点確認】安全対策チェックリスト

🚧 現場・作業前の確認

  • 朝礼で当日の危険箇所を共有した
  • ヘルメット・安全帯・保護具を正しく着用している
  • 危険作業は一人で行わせていない
  • 作業手順を本人が理解しているか確認した
  • 雨天時の滑りやすい場所を事前に確認した

🌡️ 熱中症・体調管理

  • WBGTまたは気温を確認している
  • 水分・塩分補給のタイミングを決めている
  • 休憩場所・冷却用品を準備している
  • 体調不良時の連絡先を全員が知っている
  • 外国人労働者にも分かる言葉で説明した

※チェックができていない項目があれば、早めに改善しましょう。

🚲 梅雨時期の通勤・自転車事故に注意

雨の日は視界が悪く、道路も滑りやすくなります。自転車通勤をしている実習生・特定技能外国人には、改めて交通ルールを伝えましょう。

  • 夜間・雨天時は必ずライトを点灯
  • 傘さし運転はしない
  • イヤホンをつけたまま運転しない
  • 交差点では一時停止・左右確認
  • ヘルメット着用をできる限り推奨
ワンポイント
日本の交通ルールは国によって違いがあります。実際の通勤経路を確認しながら説明すると効果的です。
📱 SNS・副業勧誘・投資詐欺にも注意

SNSを通じて「簡単に稼げる」「口座を貸して」「荷物を受け取るだけ」などの勧誘を受けるケースがあります。知らない相手からの連絡には注意が必要です。

  • 銀行口座・在留カードを他人に渡さない
  • 知らない投資話にお金を振り込まない
  • 副業を始める前に必ず会社へ相談する
  • 困った時は一人で判断せず、会社や組合へ相談する
声かけ例
「お金の話・副業の話・知らない人からの連絡で困ったら、すぐ相談してください。」