監査時の確認の中で、年次有給休暇をまだ利用していない実習生の方が多く見受けられます。
年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者については、年間5日以上の取得が義務付けられています。
技能実習生・特定技能外国人の皆さんも、日本人従業員と同様に年次有給休暇を取得する権利があります。繁忙期との調整は必要ですが、早めに取得状況を確認し、計画的な取得を促していくことが大切です。
📌 受入企業様に確認いただきたいポイント
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1取得日数・残日数の確認
各従業員の有給付与日、取得日数、残日数を定期的に確認しましょう。 -
2早めの声かけ
「休みにくい」と感じている実習生もいます。会社から取得しやすい雰囲気を作ることが大切です。 -
3計画的な取得の促進
繁忙期を避けながら、病院受診、行政手続き、帰国準備、リフレッシュ等に活用できます。
有給休暇は「体調を崩してから使うもの」だけではありません。心身のリフレッシュや生活上の用事のためにも、無理のない範囲で取得できるようご配慮をお願いいたします。
※取得義務の対象者・基準日は個別に確認が必要です。
厚生労働省は、令和7年の労働災害発生状況を公表しました。死亡者数は過去最少となった一方、休業4日以上の死傷者数は依然として13万人を超えています。
前年比46人減
業種別で最多
前年比385人減
死傷者数
- 保護具を正しく着用しているか
- 高所作業・足場まわりの安全確認をしているか
- 機械や重機の近くで無理な作業をしていないか
- 「慣れ」による確認不足がないか
「説明した」だけでなく、本人が理解できているかを確認することが大切です。写真・実物・ジェスチャーを使った説明も有効です。
※出典:厚生労働省「令和7年における労働災害発生状況(確定値)」
🏖️ 取得促進のために
- 実習生も有給休暇の対象です。 国籍や在留資格に関係なく、要件を満たせば年次有給休暇が付与されます。
- 取得状況は早めに確認しましょう。 年度末近くに慌てないよう、残日数と取得日数を定期的に確認することが大切です。
- 本人が申請しやすい雰囲気づくりも重要です。 「早めに相談すれば調整できる」と伝えておくと、取得につながりやすくなります。
- 退職や帰国が近い場合も確認が必要です。 残日数がある場合は、業務の状況を踏まえて早めに調整しましょう。
🌡️ 熱中症対策も継続を
水分・塩分補給、こまめな休憩、体調不良時の早めの申告を引き続きお願いいたします。
- のどが渇く前に水分補給する
- 暑い時間帯は無理をさせない
- 体調不良を我慢しないよう声かけする
「暑い時、気分が悪い時は、すぐに言ってください。」
※有給休暇・安全管理についてご不明な点がございましたら、当組合までご相談ください。